金足農業高校が甲子園の決勝戦で、大阪桐蔭高校に大敗してしまいましたが、彼らの頑張りに、感動した人は多いことでしょう。
そこで、6回裏から登板した打川和輝投手について調べてみました。
そして、打川和輝投手と吉田輝星投手のエピソードについても、詳しくご紹介します。
打川和輝投手のプロフィール
身 長 185cm
体 重 90cm
ポジション 内野手
投 打 右投右打
出身中学は、秋田市立泉中学校です。
運動部の活動が非常に活発で知られ、公立中学にも関わらず、さまざまな大会で好成績を上げています。
打川和輝投手は金足農業では4番で主将をつとめています。
4番として力強いスイングを見せたかと思えば、打線としてつなぐチームバッティングもこなす選手です。
秋田県大会では、打率.389打点5とチームの大黒柱でした。
第100回大会の甲子園決勝戦では、6回裏からピッチャーとして初登板だったにも関わらず、彼の持ち味である勝負強さで、大阪桐蔭に対し3回・3安打・3三振・1失点と、素晴らしい粘りを見せてくれました。
打川和輝投手の豪速球にプロが注目!
元々は中学時代まで、ピッチャーとして名を馳せていた打川和輝投手は、高校進学後は打者に転向しましたが、マックス146キロを出すことが出来る能力を持っていることから、以前からプロが注目していました。
そこに、今回の甲子園決勝戦での素晴らしい粘りを全国の高校野球ファンに見せつけ、早速「プロで活躍してほしい!」と期待が高まっています。
打川和輝投手と吉田輝星投手のエピソードが凄い!
打川和輝投手は、中学時代までは吉田輝星投手と同じピッチャーでした。
高校での硬式野球に慣れるために「秋田北シニア」に入り、そこで現在のメンバー達と出会います。
吉田輝星投手は菅原天空選手や菊地彪吾選手、佐々木大夢選手らに「みんなで金足農業に行って野球しよう!」と誘います。
打川和輝投手も誘われました。
ですが、投手としての能力は、吉田輝星投手の方が上なので、同じ高校で野球をする為には、ピッチャーを諦めなくてはなりませんでした。
しかし、打川和輝投手は、吉田輝星投手と一緒に野球をする道を選び、打者に転向したのでした。
わずか中学3年生で、こんな決断が出来るなんて凄いですね!
しかも、捨てたはずの投手の座を、甲子園決勝戦という思わぬ場面で得ることになったというのも、なかなか凄いエピソードだと思います。
そして、打川和輝投手が大阪桐蔭からストライクを取るたびに、ライトから拍手を送り続けた吉田輝星投手もまた、ピッチャーとしてだけではなく、人としても素晴らしいですね。
打川和輝投手の「吉田輝星投手と一緒に野球がしたい!」というまっすぐな思いが、甲子園の決勝戦で投げるという夢を叶えたことは間違いないでしょう。
まとめ
第100回大会の甲子園決勝戦にて6回裏からピッチャーとして初登板した打川和輝投手についてご紹介しました。
中学時代まではピッチャーとして活躍するも、金足農業で吉田輝星投手と一緒に野球をやりたいが為に打者に転向したという、凄いエピソードがありました。
しかしマックス146キロという豪速球に、以前からプロが注目しており、今回の決勝戦での活躍で、全国の高校野球ファンから「是非プロで活躍してほしい!」と、期待が高まりました。
打川和輝投手の「吉田輝星投手と一緒に野球がしたい!」というまっすぐな思いが、夢の舞台を現実のものとしたエピソードに、感動せずにはいられないですね。
打川和輝投手と、吉田輝星投手の今後にも是非注目していきたいと思います!