BTSのコンサート映画がロシアで上映中止!チェチェン民族を侮辱とは?

BTSのコンサート映画「LOVE YOURSELF」がロシアで問題視され、一部地域での上映が中止に追い込まれたと報道されました。

BTS映画の何が問題視されたのでしょうか?詳しくご紹介します。

 





BTSのコンサート映画がロシアで公開中止と報道!

ロシアでは現在、BTSの2018年のワールドコンサートツアーの様子を撮影した映画「LOVE YOURSELF」が上映されています。

しかし、ロシア南部のダゲスタン及びチェチェン共和国の首都・グロズヌイにある映画館は突然、上映中止に追いこまれてしまいました。

BTSのコンサート映画はなぜ公開中止に追い込まれたのでしょうか?

 





BTSの映画がなぜ「チェチェン民族の侮辱」と見なされた?

報道によると、ロシアのSNSに「BTSのコンサート映画公開はチェチェン民族を侮辱している」という内容の書き込みが相次ぎ、映画館はこれを脅迫と判断し、チケットの販売中止を公表したそうです。

ちなみにこの書き込みは「イスラム教徒によるものである」と地元誌は報じています。


韓国の人気アイドルグループのコンサート映画が、ロシアで公開中止となったことは多くの人々に驚きと衝撃を与え、さまざまな意見・憶測が飛び交う事態となりました。

※現在は、ロシアの各地域で公開中止が相次いでいると報道されているようです。

詳細がわかり次第、追記したいと思います。


あくまで噂にすぎませんが、映画公開中止を求める脅迫の書き込みをされた原因として、

・BTSの容姿が「男らしくない」具体的には、BTSメンバー達が同性愛者だと判断されたから。

・BTSがLGBT団体を支援する活動をしているから。

という意見が多く見られましたが、真相はわかりません。

しかし、公開中止を求める書き込みが本当にイスラム団体によるものであれば、抵抗はしないでいた方が良策といえそうです。

ちなみに、当該イスラム教団体は、初めは南部ダゲスタン地域のみの上映中止を求めていたそうです。

しかし「ダゲスタン地域のBTSファンが隣のチェチェンの映画館に観に行く」という噂が広がり、今度はチェチェンのイスラム教団体による脅迫が始まったので、チェチェンでも上映中止する騒ぎとなりました。

 





韓国とロシアの習慣・認識の違いが問題視された?

今回の報道によって初めて知ったのですが、ロシアでのBTS映画公上映中止を求めたイスラム教団体は「同性愛を認めない」ことを信条としているそうです。

つまり、当該イスラム教団体は、BTSを同性愛者だと判断したということになります。

何が同性愛者だと判断されたのか、あくまでも推測ではありますが、詳しく見ていきましょう。

親密なスキンシップが誤解された?

韓国では同性・異性問わず、親密な間柄であれば、手をつなぐ・腕を組む・ハグをするなどのスキンシップは普通のこととされています。

しかし、こうしたスキンシップは韓国では普通であっても、当該イスラム教団体にとっては異様なことと受け取られたのかもしれません。

派手なメイクや染めた髪が誤解された?

これも、韓国の芸能界では普通のことですが、派手なメイクや髪色が男性らしくない、同性愛者だ、と判断されたのかもしれません。

また、考えればキリがないですが、鍛えたスリムな体型や整った容姿も問題視された可能性もあります。

いずれにしても、厄介なのはお互いにとっての「普通」に大きな隔たりがあって起きた問題であるということです。

BTSにとっても、誰にとっても国際活動の難しい点であることは間違いなさそうです。

何といっても韓国芸能界にとってこれまで、BTSほど世界を股にかけて活動するアーティストはいなかったため、今回のような「思わぬ問題」が今後も起きる可能性があります。

今回のことを重く受け止め、可能な限りの対処はすべきだと思われます。

 





まとめ

BTSのコンサート映画「LOVE YOURSELF」が、ロシアの一部地域で公開中止に追い込まれたと報道されました。

現在わかる限りのことをご紹介しましたが、新たな情報がわかり次第、追記したいと思います。