世界の音楽チャートにおいて、韓国人アーティストとして前人未到の記録を更新し続け、絶大な人気を誇る防弾少年団。
彼らの人気の秘密を知りたくて、メンバー全員のプロフィールと性格について調査し、個々のエピソードを混じえて分析してみました。
防弾少年団メンバー全員のプロフィールと性格
まずは、防弾少年団メンバー全員のプロフィールと性格です。
その前に、防弾少年団について簡単にご紹介します。
防弾少年団とは
防弾少年団と書いて「バンタンソニョンダン」と読みます。
2013年6月13日に韓国の男性ヒップホップグループとしてデビュー後、大衆的なKポップグループへとシフトチェンジし、一躍トップアイドルグループとなりました。
BigHitエンターテインメントという、韓国では中小規模の事務所に所属している為、メディアでの露出が大手に比べて少ない分、ネットメディアを駆使して若者世代や海外のファン獲得に成功しています。
2017年から、特に海外活動において「BTS(ビーティーエス)」の名前を使用しています。
防弾少年団の特徴は、何といってもメンバー自身で楽曲プロデュースや振り付けを手がけていること、非常に難しいダンスパフォーマンスを得意としていることです!
JIN(ジン)のプロフィール
生年月日:1992年12月4日(26歳)
出 身:京畿道 果川市
学 歴:建国大学校 映画芸術学科卒
ボーカル担当。
俳優を志して建国大学演劇映画科に進学、現在は大学院生です。
通学途中にスカウトされ、オーディションを経て練習生となりました。
食へのこだわりが強いことで知られ、防弾少年団の料理担当です。
料理好きが高じてVlive内で「EAT JIN(イートジン)」というオリジナルコンテンツを持っています。
メンバー達にもよく食事を作っていますが「味が薄い」と特にシュガから文句を言われています。
大のアニメ好きで、日本のアニメにも大変詳しく、宮崎駿の大ファンです。
JIN(ジン)の性格
子供っぽさを残しつつも、防弾少年団では長男という役割を担うしっかり者です。
防弾少年団プロデューサーいわく、有名になっても性格が変わらなかったのは彼だけで、大変常識的で頼もしく、他のメンバーが常識の枠から外れないようにしてくれている、とのことです。
SUGA(シュガ)のプロフィール
生年月日:1993年3月9日(25歳)
出 身:慶尚道大邱広域市
学 歴:グローバルサイバー大学
歌手・作詞家・作曲家・編曲家・音楽プロデューサー。
Agust DとGlossというソロ名義を持っており、Glossはインディーズ時代に使っていました。
小学5年生の時にラップを書き始めました。
13歳で作詞を始め、17歳のときにスタジオでアルバイトを始め、光州民主化運動を称える「518-062」を作曲!
2010年に所属事務所のオーディションに合格し練習生となりました。
歌は得意ですが、ダンスは苦手です。
SUGA(シュガ)の性格
公私共に一貫して真面目・男らしい・厳しい・しっかりしている・クール・ストイックです。
防弾少年団の中ではジンの次に年長者なだけにしっかり者、その上物知りで、いろんな知識を持っているのでメンバー達から頼りにされ「おじいちゃん」と呼ばれています。
J-HOPE(ジェイホープ)のプロフィール
生年月日:1994年2月18日(24歳)
出 身:光州広域市
学 歴:グローバルサイバー大学
歌手・作曲家・メインダンサー。
2018年にリリースした「Hope World」が、アメリカのTIME誌が選ぶ「今週聴くべき5曲」に選ばれ、63か国のitunesチャートで1位を記録した。
一糸乱れぬキレキレのダンスが得意です。
J-HOPE(ジェイホープ)の性格
明るくて社交的、天真爛漫で常に笑顔の元気担当です。
ホープという名のとおり、前向きで後輩メンバーからは「お兄さん」として頼られています。
繊細で臆病でもあるので、絶叫マシンや虫、オバケが大の苦手で、バラエティ番組でさまざまなアトラクションに挑戦させられていますが、ことごとく撃沈しています。
RM(アールエム)のプロフィール
生年月日:1994年9月12日(24歳)
出 身:京畿道高陽市
学 歴:グローバルサイバー大学
歌手・作曲家・防弾少年団のリーダー。
2010年に所属事務所のオーディションを経て練習生になりました。
防弾少年団の中では一番最初に事務所入りした古株、というより彼の素晴らしい才能を世に送り出す為に防弾少年団が結成されたそうです。
メンバーの中では最もソロ活動が活発で、2015年に「RM」を発表しました。
こちらは彼のすごさが分かる人気曲です。
2017年に芸名をラップモンスターから「RM」に改名しました。
頭脳明晰で知られ、高校時代のIQは148!
10代の頃から音楽活動を盛んに行いながら学業も両立し、中学生のときに独学でTOEIC900点をとり、作文、弁論、読書関連の賞を50以上受賞しています。
修学能力テスト(日本でいうセンター試験)では、韓国上位1%の成績でした。
RM(アールエム)の性格
「ラップモンスター」という芸名は自ら名乗ったものではなく、事務所から付けられたもので、本人は名乗るのが恥ずかしいと思っていたそうです。
通訳無しで海外のインタビューや取材に応じることが出来、海外活動をするからには、現地の言葉を理解するべきだと思っているそうで、言葉や文章表現が大好きなんでしょうね。
ちなみに英語は、海外ドラマ「フレンズ」を繰り返し視聴して学びました。
頻繁に物を壊したり失くしたりする為「破壊神」とあだ名されています。
しっかりしてそうで、結構ぼんやりしているのかもしれないですね。
文房具が好きで幼い頃の夢は文房具店の店長でした。
来日の際は文房具店を訪れることもあるそうですよ。
JIMIN(ジミン)のプロフィール
生年月日:1995年10月13日(23歳)
出 身:慶尚道釜山広域市
学 歴:グローバルサイバー大学
中学生のころからダンスを習い、ピ(RAIN)のステージを見て歌手を志しました。
釜山芸術高等学校舞踊科に首席入学後、教師からの薦めで所属事務所のオーディションに合格し練習生となりました。
メンバーの中では一番最後の入所で、デビューも一番最後に決まった、いわゆるマンネ(年少者)組です。
JIMIN(ジミン)の性格
防弾少年団は、所属事務所から大変厳しい体型維持管理を命じられていることで有名です。
デビュー前、事務所からメンバー全員に食事制限やコンビニ禁止令が出されていましたが、それを守り通したのはジミンだけだったほど真面目な性格です。
努力の甲斐あって「NO MORE DREAM」で腹筋を披露するパフォーマンスを行うことを彼だけ許可されたことから、防弾少年団の「腹筋担当」です。
「練習の虫」とあだ名されるほどの努力家で、デビューが決まるまで睡眠時間は約3時間でした。
プライベートではいたずら好きで甘えん坊な面があり、RMにいつもくっついていますが、ダンスをすると人格が一変し、現代舞踊を駆使した独特なパフォーマンスでファンを魅了しています。
V(ブイ)のプロフィール
生年月日:1995年12月30日(23歳)
出 身:慶尚道大邱広域市
学 歴:グローバルサイバー大学
歌手・俳優。
学生時代にサックス大会で金賞を受賞。
「子犬ちゃん」と自称しており、愛称は「テテ」です。
ソロ活動・俳優活動共に絶大な人気を得ています。
2017年に、アメリカの映画情報サイトTC Candlerが選ぶ「世界で最もハンサムな顔100人」第1位になりました。
V(ブイ)の性格
ファンからは、超がつくほどの不思議ちゃんとして知られ、あだ名は「四次元」です。
なので、彼を検索すると「四次元」というワードが付いてます…。
不思議な性格な為、何を考えているのか分からない時もあり、冷たい性格だと誤解されることもありますが、人一倍家族やメンバー、ファンを大切にしている優しい人です。
JUNGKOOK(ジョングク)のプロフィール
生年月日:1997年9月1日(21歳)
出 身:慶尚道釜山広域市
学 歴:ソウル公演芸術高校卒
メインボーカル担当。
小学生の頃にBIGBANGのG-DRAGONを見て歌手を志しました。
2011年に放送されたMnetのオーディション番組「スーパースターK」シーズン3の予選で脱落はしましたが、現在の所属事務所や大手事務所数社からオファーを受けました。
どの事務所に入ろうかと見学に回っていたときに、練習生だったラップモンスターのラップを見て衝撃を受け、現在の事務所の練習生になりました。
ジョングクが大手事務所ではなく現在の事務所を選んでくれたことを、メンバー達は非常にラッキーだったと述懐しています。
練習生時代、アメリカにダンス留学した際にダンスにはまり、歌手ではなくダンサーの道を進もうとしたが、ジミンの説得により思いとどまったことがあります。
この留学のため高校入学を一年遅らせ、2017年に卒業しました。
歌・ダンス・ラップ・スポーツ・絵画と何でもこなせる為「黄金マンネ(末っ子)」の愛称を持っています。
ただし勉強は苦手で、体育・美術・音楽以外の科目は嫌いだと公言しています。
ジョングクいわく、小学生までは勉強が出来ていて、友達から羨ましがられていたそうです。
ライブパンフレットのイラストを担当していて、ライブグッズとして彼が描いたメンバーの似顔絵コースターやボールペンが発売されました。
運動神経抜群で、甲子園球場での始球式ではノーバウンド投球を披露し、球団関係者から球速100キロと言われました!
JUNGKOOK(ジョングク)の性格
練習生になったばかりの頃は、ジンが「歌って」と言うと泣きだし、一曲歌うのに30分もかかったというほどのシャイな性格だったそうですが、ジンいわく、今はどうやってジンを苦しめてやろうかというジョングクの視線を感じるそうです。
ファッションに無頓着で、数年間服を買わなかったことがあるが、無地のTシャツだけは大好きで、欲しい物を聞かれた際に「無地のTシャツが50枚欲しい」と答えたそうです。
自己管理に厳しく、スキンケアとダイエットを頑張っていますがダイエットは苦手で誘惑に負けがちです。
持っている化粧品の数はメンバー1で、香水も必ず使っています。
綺麗好きで、整理整頓をきちんとしていないと気がすまない性格なので、寝る前にベッドに服や帽子等を畳んで並べて寝るそうです。
綺麗好きなのでシャワーの時間が長いです。
どこでも寝られる特技を持っています。
エピソードから見える性格分析
防弾少年団のメンバーの性格を、エピソードと共にご紹介します。
その前に、性格とは関係無いですが、防弾少年団にまつわる好きなエピソードをご紹介します。
上記の個別プロフィールにある通り、全員地方出身なので方言でかなりなまっており、事務所はなまりを矯正しようと試みたそうですが、誰一人直せなかったので結局諦めたそうです。
方言ラップという作品もあります!
ビジュアル才能完璧スーパーアイドルな彼らでも、まさかの方言に苦戦したというのは興味深いお話ですよね。
それでは、ジンのエピソードと性格分析からご紹介します。
JIN(ジン)のエピソードと性格分析
男性に対しては自由に振る舞いますが、女性に対しては目も合わせられないほどシャイだそうです(ホントですかね~)。
というのも、中学と高校が男子校で女性と話す機会があまり無く、女性に不慣れな為だそうです。
デビュー後しばらくは、プレッシャーが原因で、頻繁に「申し訳ございません、申し訳ございません」と寝言を言っていて、メンバー達から心配されていました。
彼が卒業した建国大学は名門であり、ジンが演劇映画科を受験した当時の倍率は200倍だったらしく、ジンはそのことを誇りに思っています。
韓国は超学歴社会で、芸能人も有名大学を出ていないと先々干されたりするらしいので、大変ですよね…。
綺麗好きで料理上手ですが、メンバー達に厳しくグチが多いのが玉にキズ。
メンバー達に対する愛情が行き過ぎて、お節介で口うるさいお母さんだと思われています。
メンバー達にだけでなく、自分自身にも厳しい彼は過激なダイエットを一年間続け、栄養失調になったことがあります。
酔うと人格が変わり、メンバー達にくっついて愛嬌を振る舞うという面もあるので、やっぱりうっとうしいお母さんなのかも?
でも、メンバー達と激しくモメたとは聞かないので、そこはジンらしく上手くバランスを取っているのでしょう。
「僕は心が広い」が口癖なので、広い心で対応しているのでしょうね。
SUGA(シュガ)のエピソードと性格分析
肌が白く、ベビーフェイスなのにお父さん的存在として、厳しくメンバーを指導することがあります。
ですが、宿舎で何かが壊れたときは、何も言わずに直してくれる優しいお父さんでもあります。
ジンが作った料理に対する評価がメンバーで一番厳しいと有名です。
ふだんは口数が少なくテンションが低いので愛想が無いように思われがちですが、「くまモン」のサプライズ登場に大喜びするような一面もあります。
シュガいわく、元々は一人で過ごす方が好きだったそうですが、今はメンバー達との共同生活に慣れ、一緒にいる時間が楽しいと思っているとのことで、良かったですね!
口数が少ない分、一言一言に重みがあり、メンバー達に恐れられているのでしょうね。
韓国は年功序列をすごく重んじるお国柄なので、年長者(シュガはジンの次に年長)はそれらしい振る舞いを求められるのでしょうね。
彼のエピソードの数々から「男らしくありたい」と意識しているのは間違いないでしょう。
J-HOPE(ジェイホープ)のエピソードと性格分析
メンバーの中で一番騒がしくて明るくて、裏表が無く素直な性格の元気担当です。
ファンミーティングでファンからプレゼントされたおもちゃに凄く喜んでいたので、まだまだ子供っぽいのでしょう。
ジンが彼の誕生日にわかめスープを作ってくれた時には、思わず母の味を思い出し、涙したそうで、いつでも自分の感情に素直なのですね。
名前にHOPEとついているように、いつも明るく前向きだが、宿舎ではHOPE(希望的)じゃない(少し大人しくなる)部分を見せることもあるそうなので、意識的に元気に振る舞っているのかも?
元気担当の彼に他のメンバー達も癒やされていることは確かなようです。
絶叫マシンが大の苦手で、バラエティ番組でもネタにされているほどですが、裏表が無く素直に表現出来る性格は大変な魅力ですよね。
RM(アールエム)のエピソードと性格分析
先に書いたように、海外の取材にも通訳無しで応じることが出来る、すごいリーダーです。
海外ではその国の言葉で話すことが大事だと考える誠実さと温かさを持っています。
メンバーきっての頭脳派なので、ファンミーティングでは勉強の質問を受けることもあるようで…
「どうしたらそんなに勉強ができるの?」という質問に「いや〜今はもう出来ないよ。でも、勉強しないと大変な事になるからね。」と回答したそうです。
アールエムの言う通りで、韓国は、勉強が出来ないと本当に大変みたいです。
多才多芸で語学にも優れたリーダーですが、なんとダンスが苦手です!
でも、メンバー達だけでなく、他のミュージシャンやミュージシャンの卵達にも絶大な影響を与え続けている彼ですから、ダンスが苦手という致命的と思われる弱点は大したことではないのでしょうね。
ダンス苦手だけど頑張ってます!
JIMIN(ジミン)のエピソードと性格分析
先に書きましたが、事務所からの厳しいダイエット管理に耐え、腹筋担当を勝ち取った努力の人です。
メンバーきってのダンス担当でもあります。
元々、超難関と言われる釜山芸術高等学校舞踊科に、首席で入学したほどの実力を持っているうえに努力家なのですから、すごいですよね!
防弾少年団に入ったのが一番最後であった為、他のメンバー達に迷惑をかけまいと、1日3時間睡眠でダンスの練習に打ち込んだそうです。
同じマンネ(年少者)組のジョングクからいつもいじられているのが目下の悩み??
防弾少年団のダンスパフォーマンスは超難度で有名で、あまりの難しさにSNSでメンバー達がぼやくほどです。
でもそれを必ず乗り越え、ライブやファンミーティングで披露出来ているのは、彼のストイックさの賜物でしょうね!
V(ブイ)のエピソードと性格分析
超がつくほどの不思議ちゃんなので、ファンからは「四次元」「残念なイケメン」と言われています。
ご本人は「子犬ちゃん」と自称していますが「四次元」「残念なイケメン」の方がよほどメジャーです。
ステージ上では本当にカッコいいのですが、ステージから降りた途端に変な人になる、本当に残念なイケメンです。
意味不明な発言が多く「自分のライバルは猿だ」「僕は便利な人だからメンバーにどんなイタズラをされても受け止められるサンドバックだと思っている」など。
先ほどの自称「子犬ちゃん」も意味不明ですよね…。
不思議ちゃんだからか、インタビューを読むと、彼のコメントで話題が止まっていることが多いような気がします(インタビュアー泣かせ?)。
そんな彼ですが、年齢の上下を問わず、周囲からの人望は厚いので、良い人なのは間違いないです。
JUNGKOOK(ジョングク)のエピソードと性格分析
勉強は大の苦手ですが、運動・音楽・絵画の才能を遺憾なく発揮する最年少者、ジョングク!
吸収力が高く、何をやってもそつなくこなせます。
若いせいか、世の中に不満が色々あり、それをメンバー達にぶつけることがある、複雑なお年頃ですが、防弾少年団は社会情勢にも関心が高く、時事的な話題を歌詞に込めたりしていますよね。
スタイル維持とスキンケアに凝っているのですが、ついつい誘惑に負け、メンバー達が注文した出前を食べてしまうことがあるのだとか。
ジョングクは言動が独特で、エピソードは数えきれないほどです。
例えば、果物にハエがわいたときに、掃除機で直接ハエを吸い込んだり、「理想の女性とどう過ごしたいか」という質問に「僕は孤独な人間だから、一生一人でも大丈夫です」と答えたり…。第2の残念なイケメン?
「可愛い」と言われることが多いせいか「男らしい」と言われたいそう。
エピソードを知れば知るほど、可愛らしい小悪魔という感じですが、これだけ可愛ければ許せてしまいますね!
まとめ
防弾少年団の魅力を知る為に、個別のプロフィールと性格をご紹介し、更に個別のエピソードと共に性格分析してみました。
知れば知るほど、防弾少年団はすごい才能を持った人達だということを思い知らされる一方で、知れば知るほど、普通の人であることも分かりました。
ジンはお母さん役としてみんなの世話を焼き、シュガはお父さん役として影で支える存在、ジェイホープは明るくみんなを癒やす存在で、アールエム(ラップモンスター)はみんなの憧れの存在、ジミンは難しいダンスでファンを魅了する存在、ブイは変わってるけどパフォーマンスはカッコよく、みんなから愛され、ジョングクは可愛さと小悪魔さを併せ持つ魅了的な存在です。
これからますます防弾少年団から目が離せないですね!